衆議院議員 清水清一朗

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国会での質問報告書

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太陽光発電の普及を内需拡大のひとつの柱とする

新エネ技術の普及で不況から脱出

私は昨年10月から太陽光発電を日本が今回この不況から脱出するための内需として、また、輸出商品として一大産業に育てることが有効な政策であると発信してきました。

言うまでもなく、太陽の光を電気エネルギーに転換する新エネ技術であり、環境政策としても大宗をなすものであります。発電自体にはCO2を全く出さないことはご承知の通りであります。また、日本が技術を世界一と誇っているものであります。この太陽光発電装置を国内で爆発的に売れるように新しいビジネスモデルを創り、生産を現在の100倍に引き上げ、半分を国内で半分を輸出に回すことによって、日本に産業を新しく興すこと、あるいは今はまだ小さな規模にある太陽光発電産業を大規模産業に育てることによって、雇用を創成し、輸出を含めて日本再浮上の柱とすること。

清水清一朗の「太陽光発電機の早期普及モデル」

まず、現在の産業界に本気で生産を現在の10倍、15年先には40倍に拡大する意欲を持ってもらうためのインセンティブを作らなければなりません。

そこで、現在、3.5kwhの一般家庭用セットが約230万円で販売されていますが、このセットを100万円で売れるようにコストダウンしてもらう。

現在の発電用シリコンウエハーの厚さを20分の1にし、原材料費を大幅に軽減し、元価を下げていくこと。

実際はどうするのかということですが、まず、政府が一般家庭用セットをメーカーと電力会社のコンソーシアムに対し、1500万セットを発注する。単価は100万円とし、一定以上の発電能力を持つものとする。転換効率17%〜22%以上のもの〔単価が一定面積(10平方センチメートル)当たり2分の1であれば、転換率は9%〜11%でもよいことになる〕とする。

また、耐用年数は20年以上30年程度を保証するものであること、等々の規準を定めて新規参入の企業も含めて生産させる。

一般家庭に設置する場合の屋根の補強等、設置費用は屋根の持ち主、または借り主が負担する(実費とする)。

(製造価額)代金は、政府が保証し、日銀から低利で借り、借り主は電力会社と製造メーカーとのコンソーシアムが特別会社を設立する。

設置する戸建て住宅の屋根の選定は、南向きで日当たりの良い屋根を選定することとし、日本全体で1500万〜1700万戸あると推計されている。

日当たりの悪い屋根は効率が低く、返済が困難になるので当面は発電装置は設置しないこととする。

返済は、太陽光発電による発電電力を全量、一旦電力会社に買い取ってもらう。単価は23円とし、自家消費電力は同じ23円で料金支払いをする。屋根を只(無料)で貸している個人は、毎月1万円内外の売電料金で、太陽光発電セットの代金を支払うのと同じ形態をとる。つまり、無料で屋根を貸して約10年経った時、屋根の上の発電セットは自分の所有物になり、その後は自分の収入になる。

つまり、商品の代金は発電電力の売上金で支払い、ローンの負担は電力会社とメーカーの負担となる。個人の負担は、設置工事費用だけとなり、10年間はメーカーがケアも責任を追う。

本事業が始まってから3年ないし5年経過した後、本事業による太陽光発電の設置を行う個人または法人は、経費の減少分の利益を蓄電池の負担、または適正配送電システムのための負担金を1セット当たり10万円負担するものとし、スマートグリットの費用を負担することとする。

このことによって、電力会社の配電に対する費用の負担を軽減するものとする。

簡単に言えば日本中の戸建て住宅の内、南向きの屋根を持つ家の借主または所有者は約10年間無料で屋根を太陽光パネルを設置して発電する目的で特別会社に貸す。10年間に渡って発電した電気を電力会社に売ることによって特別会社から無料で発電セットを譲り受ける。この場合(このセットは償却済みとして残存価格は一円とする。)

その後は、発電電力はその屋根の持ち主のものとして消費ないし売ることもできる。特別会社がローンを負担することになる。金利は販売原価に入るものとし、メーカーに支払う代金は日銀より借り入れ売電料金によって返済することとする。15〜20年間で生産能力は年間300〜400万セットを製造できる能力とし、年間国内販売は戸建て住宅分を含み150〜200万とし、残りは輸出用とする。また、その間に原価は230〜50万円程度まで引き下げることとする。強大な競争力をもって輸出にも力を入れ外貨も稼ぐこととする。発電セットを個人に無料で支給することとなるが、人間が働いて稼ぎ出すのではなく太陽が働いてくれる分で返済が可能である。つまり焦げ付きはないことになる。また事故等による減損分は保険にて賄う。

太陽光発電普及のポイント

  • 1セット100万円として1500万セットで15兆円の借り入れ。0.1〜0.3%で借り入れ金利は15年間で2250億円〜750億円。
  • 地場の工務店等の仕事は100万セットで平均30万円で3000億円〜4500億円の需要増として経済に貢献。
  • ヨーロッパ、アメリカ、東アジア、オセアニア等に大量に輸出できることになる。CO2排出権、CDMとしても特殊会社またはメーカーに利益がある。
  • 一石三鳥 OR 四鳥か?
  • 世界に貢献する事業である。
  • 百年に一度の不況から脱出する原動力ともなり得る。
  • 将来の日本人が何で食って行くのかの材料にもなる。